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都立狛江高校合格体験記2018.10.31 高校受験
僕は、去年の5月中間テストの直前に個別学習会に入りました。
それまでは、成城の別の個別指導の塾に通っていましたが、思うように成績も上がらず、
やる気も起こらず、無理やり母に連れられてこの塾にやってきました。
兄が以前、塾長の塾で教わり第一志望の都立に進学しましたから
それで連れてこられたのだと思います。
兄とは7歳違いで、塾長との面談のとき何度か一緒にくっついて行った覚えがありました。
自転車で20分以上かかるのでめんどうくさいと思いましたが、
だんだん塾の雰囲気が気に入ってきて勉強のペースも身についてきました。
でも決してまじめになったわけではありません。
6月のⅤモギは散々で3科44、5科46で志望校判定の顔は全部泣き顔でした。
行きたい学校は都立狛江高校だったので少しあせりました。
でも塾長が「まだ勉強始めたばっかりだから楽勝楽勝大丈夫大丈夫、まかしとけー」
なんていうもんだから僕も乗せられて、宿題忘れて怒られながらなんだか以前より勉強するようになりました。
世田谷なので2学期が8月25日に始まります。短い夏休みの間ほとんど毎日塾に通いました。
9月のⅤもぎでは3科47、5科50、11月3科52、5科50となり志望校の顔も
きりっとしたりVサインになったりしました。
そして、今年急に男子の倍率がむちゃくちゃ上がった狛江高校に合格することができました。
でも本当は、決して順調だったわけではありません。
途中で何度も志望校を下げることを考えました。
最後の塾長の「わかった、じゃあいけ!」って言う言葉がなかったら
狛江を受験していなかったかもしれません。ずっとあこがれてきた学校です。
このチャンスを無駄にしないように、これからがんばりますから、見ていてください!!
塾長より
水野、きわどい状況でよくがんばった。本当によかった。
縁とは面白いものです。かなり前にお兄ちゃんの面談に何度かくっついて来ていたちびっ子が、
大きくなって結構生意気になって塾の場で再会できるとは、いい仕事に就かしてもらったと思っています。
再び声をかけていただいたお母様に感謝しています。
同時に、期待を裏切ってはいけないという責任の重さを痛感しました。
指導の序盤は伸びにくい英数国の学力を上げることに専念し、
後半は暗記物の理社に重点を置いた指導を行い、ある程度予定どおりに進みました。
内申も上がり、後もう一伸びで安全圏かなと思っていたところ、終盤で若干迷いが生じましたね。
受験は山あり谷ありです。そこをどう谷底に落ちないように調整していくかなかなか難しい場面でした。
しかも、例年になく狛江高校の男子の倍率が高く、昨年は受験者数146名中合格者133名であったのが、
受験者数187名中合格者数121名と三分の一以上の不合格者を出す厳しい受験となりました。
校長会志望校調査から倍率はほとんど変化しませんでした。君が迷うのも当然です。私も迷いました。
そんな状況の中で、君は底力を見せてくれました。
そのときの君の言葉は忘れません。
「押さえがあるからいいか。狛江受けようか。だめだったら第二志望の学校でがんばるよ!」
その言葉の響きの中に強さと頼もしさを感じました。根拠のない開き直りではないのも分かっていました。
私は、合否は彼の「狛江に行きたい」という気持ちの強弱にかかっていると思っていました。
君の言葉の力が私に「じゃあいけ!」と言わせたのです。
親御様のご理解もあり、そこからは、一直線に勉強に打ち込んでくれました。
すべて、君の決断と迷いを吹っ切って勉強に集中してくれたことが逆転を可能にしたのです。
彼の逆転劇は、数字だけには表れないところで、
受験というぎりぎりの状況の葛藤の中で生まれた彼の脱皮と成長の証です。
ひょうひょうとしたなんだか面白いやつだけど、いいところはそのままに、
もっともっと逞しくなって大きく飛躍をしてください。今後の活躍、期待しています。