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テトリス的スケジュールの考え方2021.06.08
私は勉強に限らず、社会人になって仕事を担当するようになっても「スケジュールの立て方」以上に大切なものはないと考えています。
そして、スケジュールを立ててね。と言っても、うまく立てられる人はかなり稀です。ここでもスケジュールの立て方を本気で教わった人はいないし、本気で考えた人もいないからだと考えています。
スケジュールを立てようと思い立ち、期末試験の範囲を予測し、やらなければならない勉強の量を棚卸します。そして、その一つ一つにかかる時間を予測し、試験までの残りの日数で割り、はめ込んでいきます。
まずここで注意しなければならないのは、一日の勉強時間と勉強量です。一日四時間勉強していくと決心して、四時間の勉強量をはめ込んでは、初日で破綻します。「あぁ、俺はダメなやつなんだ」と自己嫌悪に陥り、テスト勉強のやる気をなくし、試合終了です。ここで大事なのは四時間の勉強時間を確保できるなら、その70パーセントくらいの三時間の勉強量をはめ込みましょう。
それでは、勉強が早く終わってしまうではないか。と思われるかもしれませんが、それでいいのです。早く終わったら、次の日の予定を終わらせて、計画を追っかけてください。計画に追われるのではなく、計画を追っかける感覚がやる気を維持する秘訣です。
「テトリス的スケジュール」と題しましたが、「テトリス的にみっちり、やらなければならない事で埋める」のではなく「余白のブロックもあるものとして、もしくは休憩や予備時間もブロックとして考えてスケジュールを立てよう」という意味です。ここが欠落している人が多い。
せっかくのスケジュールも実行できなければ意味がありません。そして無暗に頑張ることだけが成功の近道というわけではありません。ですので、特に初心者の方は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
そして最後に、「そんな余裕を持ったスケジュールでは、やるべきことが終わらない」という意見もあろうかと思います。そういった方は、残念ながら仕掛けるタイミングが遅すぎるので、次回は早めに仕掛けてください。ディズニーランドに行くのに、早起きは無理だから10時に府中集合ね。と言われたら、やる気がないと思いますよね。多くの人は一つでも多くのアトラクションに乗るために、開園時間の10時を目指して8時集合にするのではないでしょうか。それが計画というものだと思います。
多くの注意点を言いましたが、生徒一人一人に対して計画作成している塾をお探しなら、個別指導塾をお探しなら、府中個別学習会までお電話ください。