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行動力をみがこう②2021.04.28
今回は行動力が高くて、センスが低い熱血営業マンタイプについて考えたいと思います。
例えばこんな生徒
①学校の宿題で英単語の練習10回と言われたから、とりあえず10回練習して提出した。
②学校の宿題で英単語の宿題10回と言われたものの、先生が来週テストをするといったので、10回にとどまらず覚えるまで練習した。
このくらいまでが熱血営業マンタイプでしょうか。例が「英単語練習」なので元々のハードルが低めで分かりづらくなるかもしれませんが、大体のイメージでお願いします。
一般的には「言われたことはきちんとこなせるタイプ」でしょうか。普段の授業、定期テストでは問題ないのですが、模試や入試、受験勉強では苦労するかもしれません。というのも受験勉強では長期のビジョンや広い視野が大切になるからです。
定期テストでは試験範囲がしっかりと示されていますが、高校入試では、今まで習った範囲プラス時事問題や応用問題もあったり、記述式の問題があったりして、面接では自分の意見を述べなくてはいけなかったりします。こういったことには今まで習ったことプラスアルファが必要です。
こういった場合でもカリスマ経営者タイプまでレベルアップした生徒は、ニュースを見ていても自分の意見をはっきり言えたり、例え模試で難しい問題を間違えたとしても自分で分析したり対応策を講じたり、面接でも自分の夢や目標を堂々と言えたりします。
こういったカリスマ経営者タイプの行動も別にもって生まれた才能があるわけではありません。結果が出るまで行動する。分からなければ質問する。必要であれば勉強の仕方などを誰かに見てもらう。それは別に恥でもなくて、結果が出ない方が嫌だからそうしているだけです。それでも傍から見て効率よさそうにやっているのは、はるか昔から試行錯誤し続けているので、引き出しが多いだけで、才能さと言うよりも引き出しの多さの違いと言うべきでしょう。
言い換えればセンスというものは、ある程度経験でカバーできるものです。絶対的な体力や才能にはかなわないかもしれないですが、別に一位を目指しているわけでもないので、目標の達成に重きを置くのであれば、経験や熱意で納得のいく結果は出せると思っています。
まとめれば熱血営業マンタイプの生徒はとにかく経験を積ませることが大切です。繰り返し演習し、間違いを分析し、テストで結果を出す。長期のお休みには作文や記述式の問題を行い、自分の頭で考えて、自分の言葉で語る訓練をすればカリスマ経営者タイプへのレベルアップは間近です。
やはり熱血営業マンタイプの方が成績が一番伸びるかもしれません。