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行動力をみがこう①2021.04.26
もうすぐ、大型連休ですね。外出は控えなければなりませんが、引きこもって勉強する、せざるを得ないのは受験生たちにとってはむしろ好機です。そこで今回が行動力のお話です。
私はプロレスも大好きで、小学校のクラスメートでプロレスラーもいるのですが、「ブシロード」の社長がこんなことを言っていました。
「センスは伸びやすいが、行動力は伸びにくい」
「そうですね。先ほど適性検査の話が出ましたが、横軸をやる気とか行動力、縦軸をセンスとします。
センスはあるけど、やる気や行動力があんまりない人は評論家なんですね。そういう人は分かってるくせに見事に動かない。
やる気はあるんだけど、若干考えが足らない人は営業マンタイプになります。
自分で考えて、自分で行動できるようになると、経営者タイプです、いわゆるリーダータイプですね。
ただ、僕がずっと誤解してたのは、行動力とか営業力のほうが伸びるとっていましたが、実はセンスのほうが伸びるんですよ。だから、行動力が高い人を採用するようにしたんです。
センスというのは、いろんな過去の経験からいろんなパターンを蓄積していって、年齢を重ねれば重ねるほどにそのパターンの中から適当にピックアップするが上手くなることなんです。
だから、若い人にセンスの高い人があまりいないのは、経験がないからですね。
ピックアップしてくるのが上手くなると、例えばオリジナルの作品作るにしても、まったくゼロから作ってるわけじゃなくて、どっかから持ってきてる。そうやって、ゼロからイチを生んだように見せてるんですよ。
だから、センスはあとでもどんどん伸びるのです。」
居酒屋さんの店長の経験から、センスはある意味先天的なものであり、なかなか言語化が難しいものと考えていましたが、この「行動力重視」発言はかなり驚きました。
これは「行動力」の定義からし直さなくてはなりません。
行動力とは「やると決めたことを徹底的にやり抜くこと。結果が出るまで行動し続けること」です。行動力がある人とは、目標達成のためにあらゆることをやりつくし、時にはアドバイスも求め、想定外のアクシデントが起きても対策をたてられて、むしろ目標達成が当たり前になっているような人物です。
ですので、
センス高行動力高はカリスマ経営者タイプ
センス低行動力高は熱血営業マンタイプ
センス高行動力低は評論家タイプ
センス低行動力低は「まずは一歩踏み出そうぜ」
となるかと思います。これらのタイプの生徒のアプローチの仕方を考えていきたいと思います。