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春期講習 何をするべきか 中学受験生2021.03.18
まず、中学入試の特徴として、学校ごとの特色が強いということがあげられます。
例えば国語であれば200文字近い文章を書かせる学校はありますし、算数ならば計算力を必要とする問題なのか、もしくは発想力が必要なのか、そもそも問題文が長いので、国語力がないと話にならない学校もあります。
そういった傾向を踏まえたうえで、授業を構成する必要があります。もしも受験校がまだ決まっていないのなら、まずはそこを絞り込んでいただいたほうが、効率よく勉強することができます。もちろん志望校はいくらでも変更していただいてもいいです。
春期講習中は、受験校の傾向に沿って進めていきます。トップ校を目指すのであれば網羅的になってしまいますが、傾向がかなりはっきりしている学校であれば、まずはその単元ができるようになることが最優先となります。
「でも、必ずしも傾向に沿った問題が出るとは限りませんよね」
というような意見もありそうですが、特に私立中学であれば「忠誠心」を見られることもあります。「忠誠心」という言葉が強すぎるなら、どのくらい好きかでも構いません。
例えば親戚が同じ学校出身ですとか、学校説明会に複数回参加したとかそういったことも加点対象になることがあります。
その学校が好きであればあるほど、恐らく過去問に取り組む回数も増えると思うのです。過去問に何回も挑戦し、自分の課題を克服した生徒に対して、傾向から外れる問題を出せるはずがありません。もしも、入試の形式を変えようとしている、例えば記述式問題を増やしたいとか、大問の数を変更したい場合には、学校説明会で繰り返しアナウンスするはずです。
まだまだ小学生なので、勉強に全振りするのも、少しリスクが高いと思います。習い事や趣味に没頭する時間も必要と私は考えます。もちろん全集中で勉強をしたいという生徒も対応します。
受験勉強は人それぞれです。であれば集団塾で競争心むき出しというのがちょっと合わないという方は、こちらの塾も検討してみてください。