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実技科目を頑張るということ。2021.01.04
2学期の通知表に関してです。
3年生に限らず、他の学年においても、実技科目の伸びが弱かったです。
コロナの影響で、合唱ができなかったり、密を避けた授業が展開されていたり、いつもと違うことが多くて、先生も生徒も混乱している中だったので、少々ペーパーテストの点数が上がったくらいでは、評定を上げてもらえなかったのかもしれません。
でも、実技科目の評定が高校受験において勝負を左右する可能性があります。
そのことを承知の上で実技科目をまじめに取り組んでいないのなら構いませんが、後で知らなかっただの聞いていないだの泣き言を吐くのは無しです。
確かにこの構造は間違っていると思います。良くないです。私は反対です。
でも、現状変わりそうもないし、行きたい学校があるのなら、もうちょっと大人になって頑張っているフリをするか、筆記試験ですべてをひっくり返すくらいの高得点を取るしかないです。
でも、そんな超高得点を狙うのなら、多少妥協して実技科目の先生にいいアピールをしたり、学校行事に積極的に参加する方が良策かもしれません。
もしくは私立一本にするか。
特に男子においては、実技科目が取り切れない傾向があります。
「頑張ってるアピールするのはカッコ良くない」とか
「ほかの男子が見ている前で、合唱を頑張るのは嫌だ」とか
「ちょっと斜めに構えているほうがカッコいい」とか
自分の中学時代を振り返っても、「その気持ちは分かる」としか言えません。言えませんが、あえて言います。
もっと、大人になれ! と
頑張ろうとしているヤツを冷やかすようなアホと付き合う必要はない! と
何となくある、「頑張ることはカッコ悪い」みたいな風潮はほんとに嫌です。
頑張らないことと頑張れないこととは全然違います。そこのところはきちんとわきまえてほしいです。
苦手科目で4取るよりも、実技科目で4取るほうがはるかに楽です。
都立高校受験はトータル勝負です。得意科目があるよりも苦手科目がない方が有利です。
そういう勝負であることを認識したうえで、今年一年間を過ごしましょう。