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教室長が一日16時間勉強していた話2020.11.09
私が受験勉強をしていた時、一日16時間勉強していました。
「学校があるのにどうしてそんなに勉強できたの」
という疑問もあろうかと思いますが、学校の授業は一切聞いていなく、授業中も受験勉強をしていました。
たとえ、先生から指されたとしても、授業内容よりも高度な返答をしてしまうし、より分かりやすい解説をしてしまうので、いつしか先生も指さなくなりました。
「そんなに勉強して偉かったですね」
と言ってくれる人もいますが、自分としてはただ単純に面白かったから、勉強することは全く苦ではないし、むしろテレビゲームをするよりも楽しかった記憶があります。
例えば
本が好きな人は、一日中本を読んでいて苦ではないだろうし、
プロ野球選手は、一日中練習していても楽しそうだし、
本当にやりがいのあるものに出会えたら、一日中それをやることは、むしろ当たり前なのではないでしょうか。
とある有名人が
「野菜をたくさん食べて偉いですね」
というコメントに対し、大いに憤りながら、
「野菜はうまいから食べるのであって、栄養があるとか偉いからとか褒められたいから食べるのと違う」
と言っていて、確かに同意できる一面があると感じました。
たまたま自分は勉強の楽しさを知ってしまい、何をするよりも、難しい問題の解法を理解するのは楽しいし、模試で結果を出すのは励みになるし、両親が喜んでくれるのもうれしかったです。
でも今にして思えば、ちょっと効率悪すぎではとも感じます。塾に行ったり、質問できる環境があれば、効率を上げることは可能だったと思います。まぁ、「勉強している時間」が楽しかったので、後悔はないです。
ですので生徒たちにも、せめて勉強が苦にならないようになってほしいと思います。無理強いしてもいい方向にはいきません。
最初のうちはご褒美でもいいと思います。勉強するモチベーションになるのなら。
「〇〇に合格しよう」とか
「勉強しないと大変なことになるよ」と言っても効果ないことが多いです。むしろ
「一緒に頑張ろう」とか
「〇〇に通ったら楽しいことがたくさんあるよ」の方がモチベーションになるのかなと思っています。