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目標のない勉強は辛い2020.10.24
突然ですが、「賽の河原」って知ってますか。
とあるアニメで自分は知ったのですが、親よりも先に無くなってしまった子供たちが、三途の川にある「賽の河原」に集められ、石積みの刑を受けます。ただただ石を積み上げるのですが、ある程度のところまで来ると必ず鬼が現れ、せっかく積み上げた石を崩して回ります。そして、また一から石を積み上げていかなくてはいけません。
これはキツイ。石積み自体に目的も目標もないですし(塔を建てるのが目標という説も)、せっかく建てても鬼が崩してしまう。ともすると鬼が崩すのも承知の上で石を積まなくてはいけない。
ひょっとして勉強もそうなっていませんか。生徒さんとしては勉強しているつもりでも、なかなか成果は上がらず、テストのたびに親に怒られる。具体的に何がダメなのかが分からないまま、点数のみで怒られる。次の具体策がないまま、勉強に向かってもなかなかモチベーションを上げるのは難しいでしょう。
何をするにも目標は必要だと思います。しかも絶妙な。部活の練習で言えば、ダッシュして届くか届かないかくらいのボールを出すことです。余裕で届くのなら練習にならないし、絶対届かないなら追うのをやめてしまうでしょう。
例えば、平均の半分くらいの点数の生徒なら、
「計算ミスをなくそう」とか、「漢字での失点はなくそう」なら効果的ですが、「次は平均点を取ろう」では具体的に何をどうやったらよいか分からず、結局何もしない恐れがあります。
細かく観察すれば、生徒それぞれ必ず課題はあるので、優先順位をつけてクリアーしていきましょう。
そうすれば何となくゲーム的な要素が出てきます。デイリーミッションみたいな感じです。
効率よく点数を上げていくのなら、そういったコーチが必要かもしれません。保護者さんができれば一番いいのですが、お忙しいかもしれず、細かいところまで観察するのは難しいでしょう。
当塾、府中個別学習会なら、生徒一人一冊ノートを作成し、勉強の進み具合、正解率、どういったところに苦手意識を持っているのかまで、細かくチェックしております。
もしもご興味がございましたら、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。
あと、賽の河原でそれでも真面目に石を積み続けた子供は「地蔵菩薩(閻魔大王の化身)」が現れ、現世に戻れるようです。ですので、全く救いがないわけではありませんが、だったら最初にそれ言ってよ、と思わなくもないです。