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とある高校の進路相談で、学校の担任からそんなことを言われた生徒がいるので、自分なりにお答えします。

結論から言うと

「そんな妄言に付き合うな。バカモン!!」

です。恐らく、今年はそんないい加減な発言、妄言。根拠のない情報が飛び交うでしょうね。特に模試がロクにできていない現状で、情報不足からひょっとしたら、とんでもない事も信じてしまうかもしれません。

コロナ禍で、自主退学者が増えたから、定員より多く合格を出すのではないか。

センター試験が終わって、大学側も読めない状況だから補欠をたくさん出すのではないか。

コロナ禍で、地方から東京に出てくる受験生が少なくなるのではないか。

どれも、まことしやかな予測です。デタラメとも言い切れない。正確な情報とも言えない。

 

結論「分からない」です。

これは逃げでも何でもないです。誰も来年の2月のことは分からないです。ワクチンができてるかもしれないし、通常のインフルエンザとのダブルパンチかもしれない。

そんなときどうするのか。

自分のできる範囲のことを全力でやる。

最悪の場合を想定し、最善の手を用意する。

この二つしかありません。

 

もっともらしい情報は、その情報を信じたい人にだけ刺さり、決して抜けません。心を強く持つことです。油断しないことです。

一流のプロスポーツ選手は、自分の力が及ばない範囲のことには注意を払わないそうです。ライバルがヒットを打ったとか、ホームラン何本打ったとか、妨害できないです。なら、自分としては次の打席に全集中した方がいいです。

ワクチンがどうとか、地方の受験生がどうとか、自分の力ではどうしようもないです。そんなことでモヤモヤするなら、単語一つでも多く覚えたりした方が有意義ですし、「俺は全受験生の中で一番勉強した」と言えるくらいの自信を持てる勉強をした方がいいです。

 

仮に今年の受験レベルが下がるとして、あなたは手を抜くの？手を抜かないよね。担任の先生としては、あなたを安心させるために、そういった発言をしたのかもしれないけど、はっきり言って逆効果だったね。結果モヤモヤしちゃったよね。

あくまで勉強は自分との闘い。他の受験生は関係ない。ライバルは昨日の自分です。最後まで全力で走りましょう。