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この夏から勉強を始めるあなたへ ②2020.08.19


前回の続きになります。

それでも初心を忘れそうになった時、有効なのが「理由を明確にしておく」ことです。

 

期末試験が終わったときから「作文・小論文対策」をしているのですが、志望理由が書けない生徒のなんと多いことか。

周りの大人が勧めたから、有名だから、本当は〇〇大学に行きたいけど偏差値が足らないから、指定校推薦でここしか空いてなかったから。もちろんそんなことを書いたらオシマイです。

もちろん大学に行く理由、その学部学科を第一志望にした理由は人それぞれだと思います。それをキチンと言語化しないと、途中で迷うことが多くなります。

将来就きたい仕事があって、それに最短距離だからとか、〇〇部のユニフォームに小さなころから憧れがあるとか。

仮にそういったものがなくても、今現在見つかっていなくても、2~3日かけてでも考える価値はあります。

まだ切羽詰まっていないこの時期だからこそ、考えなくてはいけません。

 

別に誰もが納得する理由でなくてもいいと思います。

単純に好きだから。でもいいし、

演劇やるなら早稲田でしょ。でもいいと思います。

慶応行ってモテたい。でも構いません。自分自身が奮い立てればいいんです。別に誰に発表するわけでもないので。

大切なことは言語化しておくことです。変更することももちろんOKです。

 

なぜ受験しなければならないのか。

なぜ大学(専門学校)に行くのか。

将来どうなりたいのか。

こればっかりは誰も教えてくれません。自分で見つけるしかないです。

 

私の例をあげれば、「それを見つけに大学に行く」感じでした。幸い、大学二年生から施設警備のアルバイトをしていて、就職活動や司法試験に向けて勉強している先輩を見て、なんとなく将来のことを考える時間を作れました。施設警備の仕事って、本当に暇なんです。拘束16時間、実働1時間の感じでした。その分、勉強する時間やモノを考える時間はありました。

 

18歳の若者を捕まえて「将来のことを考えろ」というのも少し酷な気もします。なぜなら社会のことを何も知らないからです。なんとなく

「世のため、人のために少しでも役に立ちたい」

と思うだけでもいいかもしれませんが、それなら少しでも多く武器はあった方がいいでしょう。

 

全くまとまりの無い回になってしまいましたが、大人や周りの友達がなんとなく受験しなさいと言うから受験するではさみしすぎます。

理由は不純でもいいから、将来のことを考え、言語化してみましょう。

大学に行って、アルバイトをしたり、OBOGと交流をもって、考えが変わってもいいです。

とにかく自分を奮い立たせて、「勉強する理由」を明確に持ってください。

なんにでもなれるから、迷うんです。

 

 



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