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努力にも練習が必要 ①2020.06.16
一般的に勉強に対して苦手意識の持っている生徒は、暗記モノが苦手な傾向があります。それはそうで、小学校の時に「暗記の仕方」を習っていないので、暗記ができないのは無理もありません。ごく一部に教わらなくても暗記ができてしまう生徒はいます。でもそれは本当にごく一部だと思います。
学校の先生は、特に中学校の先生は「次の授業で単語テストをするから、覚えてこい」とは言いますが、多くの生徒は見ているだけで覚えようとし、いい点数は取れません。悪い点数なら先生に罵倒され、ますます暗記が嫌いになります。「暗記をしろ」とだけ言うよりは「暗記の仕方」を一緒に実践し、次の小テストの点数アップを狙っていくべきだと思います。
確かに「必ずしも努力は報われない」とか「努力できるのも才能では」とか「努力できない人もいる」の論調は一部にはあります。
「無駄な努力」は確かにありますし、「努力の強要」もいい結果は得られないでしょう。
私の経験では、努力で入試はいい結果を得た経験はありますし、社会人になってからも努力したときの方がいい成績だったと思います。ですから少なくとも私は、とりあえず努力しておいた方が得なことは多いと思いますし、「努力しなくてもいいんじゃない」と私が発言することは不誠実な気がします。
難しいのは努力には継続性が求められることです。誰かに叱られて一瞬やる気になり、努力したとしても、2週後には元通りになっていることが多いです。
ですから「努力するスキル」まで落とし込むことが大切です。
1、努力は小さく細かく近く
2、まず始めてみて、好きなことだけ残す
3、人に見てもらう
4、良い道具と良い環境
5、モノマネから入る
6、人に教える
何度も申し上げておりますが、私自身ゲームが大好きです。勉強が苦手な生徒は、自分の時間の大部分をゲームに費やしてしまいます。ゲームには独自に「ハマる」要素を巧みに盛り込んでいて、いくら時間を費やしても飽きないようにしています。ビギナーでもある程度活躍できるように、上級者でもガンガン突撃できて「神プレイ」できるように。
勉強もいわゆる「ゲーム化」できると思っています。唯一違うところは「ハマる」要素が見えてこないことと、「飽きない」工夫があまりされていないことです。言い方を変えれば、「ゲーム」でハマれるなら「勉強」でもハマれる要素はあります。
では、どのように努力の練習をしていくのか、考えていきたいと思います。