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5月22日に教育委員会から「学校再開について」が発表になり、一中はこれを受けて登校日や授業時間についてホームページにて公表しました。

学校再開当初2週間は学年による分散登校を行い、2時間の授業を行うとのことです。その後、様子を見つつ6月15日から通常授業に戻していくとのこと。
ようやく、一部感染症予防の行動はとらなくてはいけませんが、日常の大部分が戻ってくることになります。もちろん油断や緩みは良くないし、そうならないように警戒は必要です。

中学生、小学生はちょっと浮かれつつ、友達との再会に喜んでいるかもしれませんが、大人の側はそうはいきません。まだまだ解決するべき問題は山積みです。

 

懸念材料の二つ目としては、中学三年生のテストが二回のみになるプランがあるということです。細かい情報、最終確定はまだしていないようですが、ちょっと心配です。逆転しづらくなる可能性があるからです。

昨年まで、「逆転」の多くのパターンとしては、

その一　部活引退（6月ごろ）→勉強ヤバい→個別指導の塾を探す

その二　一学期期末試験やらかした→個別指導の塾を探す

でした。たとえ一学期の期末試験をやらかしても、二学期の中間試験と期末試験があるので、まだ内申点を10近く上げることは可能でした。正しい勉強方法を身につければ、成績は加速度的に効率よくなります。ですので、夏休みの間に正しい勉強方法を身に着けてもらって、生徒に合ったスケジュールで勉強をすすめれば、おのずと高得点を取れていました。

ましてや今年は夏休みも二週間ほどしかなく、昨年の二学期の期末試験と今年の期末試験の日付が一緒となれば、試験範囲もとてつもなく長くなります。

 

私は、今年度の三年生が試験が二回しか行われないことを批判したいのではありません。それは仕方がないこと。どうして全国一斉に休校になったのか、また休校延長になったのか、説明は必要だとは思います。でもまだ都内は条件が一緒なので、有利不利はないと思ってます。しかしながら学年間の格差は出てくるかもしれませんし、そこに対するケアは必要です。

私が言いたいことは、この状況の中で、大人の側が次に打つ手は何かと言うことです。休校期間中の間、もしも生徒がサボってしまったのなら、それは仕方のないことです。でも、明日からの行動は変えていきましょう。

 

正しい勉強方法を身に着け、効率よく勉強していきましょう。

定期試験が二回しかないということがはっきりしたのなら、その二回に向けて悔いのないように勉強していきましょう。

とにかく、受験に向けて一生懸命頑張れる環境を求めましょう。

 

もしも、そんな環境を求めているのなら、府中個別学習会へご相談ください。