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自分の部屋で勉強ができる生徒と、できない生徒の違い。2020.02.14
最近、働き方改革の流れで「在宅ワーク」や「リモートワーク」など、自宅にいながら仕事をする方もいるようです。
私自身は満員電車が本当に嫌いで、中学生・高校生の時は、学校に7時30分くらいにつくように家を出て、満員電車を避けていました。そんな調子なので、大学でも極力1限は取らないようにしていました。
そんな私ですが、恐らく在宅ワークは無理でしょうね。今の技術を使えば、自宅にいながら生徒を指導することは可能だとは思いますが、誘惑いっぱいの自宅にいたのでは、指導に集中できないでしょう。
これは生徒たちにも言えることだと思います。家で勉強できる生徒と、できない生徒はどうしてもいて、家で勉強できない生徒は、たぶんこれからもずっとできないと思います。そこの違いはどこにあるのでしょうか。
家で勉強できる生徒の特徴
〇勉強をルーティン化している。
〇決まった時間に決まったことをしていないと、落ち着かない。
〇スケジュールを立てて、行動するのが好き。
〇過集中の特性があると感じることがある。
〇引きこもりが苦にならない。
〇個人競技が好き。
家で勉強できない生徒の特徴
〇「あとでやる」が口癖。
〇面白いテレビ番組があると、ついつい最後まで見てしまう
〇提出物が弱い。
〇勉強していても、リビングで盛り上がっていると気がそちらに行ってしまう。
〇チームスポーツが好き。
気をつけなくちゃいけないのが、「どちらが向いているか」の話であり、「どちらの方が優れているのか、正解なのか」と思ってほしくないです。
例えば私自身であれば、両方の特徴があります。行動計画を作るのは好きですし、チームスポーツも好きです。過集中の傾向もありますが、提出物も弱いです。「あとでやる」も口癖です。なので私は自分に合った仕事の仕方をしますし、生徒たちもそうであってほしいです。やりやすいやり方でやってほしいです。
でも、「勉強をしたふり」には気をつけなくてはいけません。「面倒くさいから」塾に行かず、家で勉強できない生徒なのに、家で勉強しようとする。これは危険です。
何が危険なのかと言えば、まず正しい勉強ができません。よって、勉強時間の割には、自分が思っているほどの成果が出ません。これを繰り返していると、
「自分は勉強ができない人間なんだ。成果が出ない人間なんだ」
と自己否定につながります。正しい勉強方法を知らないだけなのに。
いずれの場合にせよ、まずは「正しい勉強方法」を身に着けることです。今の生徒たちはそれすら知らないのが現状です。そのうえで自分に合った勉強方法、環境を見つけてください。それが学校の自習室であれ、自分の部屋であれ、塾であれ、一番効率のよいほうを選んでくれれば、それでいいと思います。