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ゲームを止められない子を持つ親の悩み③2020.02.06
親がブレないことも大事です。一度決めたことは、絶対に守らせましょう。
「ゲームは夜21時まで」とか「一日一時間まで」とか土曜日や日曜日だからと言って、このルールを緩めてしまうと、
「明日祝日だから、もう少しいいでしょ?」や「春休みだから、もう少しゲームやらせて」といった、子供のルールが出てきてしまい、一度でもOKしてしまうと
「先週はOKだったのに、なぜ今回は駄目なの?」と暴れ始めます。少しの妥協が、今後の崩壊を導きます。
これを踏まえたうえで、「どうしてもゲームをしたい。でも勉強もしなければまずい。」という、大きな悩みを抱えた子供と共に問題解決にあたりましょう。「どうしたらうまくいくだろうね。一緒に考えてみよう」と
時間で区切る手法と課題で区切る方法がまずあります。どちらもメリットデメリットありますが、まずは試してみる価値はあると思います。
時間で区切る手法は、例えば「勉強一時間したら、ゲームも一時間OK」のように単純に家での自由時間を勉強とゲームで半々にしてしまう手法です。ルールとしても分かりやすく、導入しやすいとは思うのですが、どうしても集中力の足らない子は、ダラダラしてしまったり、ただ机に向かっているだけで、親が思っているほど勉強がはかどっていないときもあります。あと、子供が何をどのように勉強すればいいのか分かっていない場合もあります。
課題で区切る方法は、「予習復習、宿題、小テストの勉強が終わったら、ゲーム一時間OK」のように、今日やるべき勉強を明確にして、やるべきことが終わったら、自由にしていいという手法です。ただ、これはきちんと一定レベル以上で勉強しているのかの確認は必要です。いい加減に、雑に勉強に向かうようでは、逆効果です。
あと、ゲームをやってから勉強をするのだけはNGです。あさ、早起きしてゲームをするのもNGです。あさ、早起きして今日の分の勉強を終わらせるのは大賛成です。というのも、ゲームは集中力を大変使います。ゲームを先にしてしまうと、勉強をする集中力はすでに残されていません。
小学生はまだしも、ただでさえ時間のない中学生が学校行事、部活、勉強、ゲームを両立させるのは至難の業です。でも、これも成長していくいいチャンスです。どうか親御さんも協力して、手助けしていただけるとありがたいです。