新着情報
- 府中個別学習塾[HOME]
- 新着情報
- 合格は決してゴールではない
合格は決してゴールではない2020.01.27
私立中学も大詰めの段階で、こんなことを言っても全く響かないかもしれませんが、自分自身の経験も交えて話します。
私は大学までくっついている中学校に合格しました。それはそれは両親、親戚一同の喜びようも相当で、私も含め家族全員、私がすんなり大学に進学し、一流企業に入社し人生を謳歌するものと、口には出しませんが、そんな雰囲気があったように記憶しています。しかしながらそこは偏差値70オーバーの中学校です。クラスメイトは全員勉強するのは苦ではない生徒たちです。引き換え私はサボり癖がついてしまい、全く勉強しない日々が続きます。学校内順位も転がるように落ち続け、中学二年生の一学期終わりには200人中185番まで落ちてしまいました。
「中学に入ったら楽ができるから。高校受験も大学受験もないのだよ。もう受験勉強はしなくていいんだよ」
そのような言葉をかけられて中学受験を頑張ったのですが、それは間違った認識でした。逆に自分に近いレベルの生徒が集まっているのだから、落ちる時は一気に落ちるのでした。何とかそこで目を覚まし。盛り返そうとするのですが、中学高校と平均点が精一杯な成績でした。
今にして思えば、推薦に関係する成績も、高校一年生の時が一番差がつきます。二年生になってしまうと文系理系に分かれて、科目数が減ってしまい、差がつきづらくなります。
人間だれしも目標を達成した瞬間は気を抜いてしまいがちです。別にそれは良いと思います。喜びを噛みしめる時間も大事だと思います。でも、ダラダラしては駄目です。できる限り早く次の目標に進みましょう。
今回の受験で
「もっと早くからやっておけばよかった」
と思った瞬間はゼロではないですよね。また繰り返すのですか。
確かに当塾は「逆転合格」を掲げています。でもそれは人生で一度限りにしましょう。
そうそう何度も逆転は起こらないですし、そもそももう逆転が必要な状況にするべきではありません。 勝って兜の緒を締めて次の準備を始めましょう。