府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

今回は自戒を込めてしるし考えていこうと思います。

 

ありがたいことに、他の塾から転塾してくださる生徒さんも多く、その生徒さんのほとんどが、

「このペースじゃまずい」とか「ぜんぜん成績が上がらない」

といった内容で転塾を考えられて実行しているようです。

 

そういった生徒さんの授業をしていると、

「ほっとかれていた」か「テックニック漬けになっている」

のどちらかであることが分かります。これははっきり申し上げて「受験塾の弊害」です。

何か反射神経を鍛えているかのようでもあり、暗記やテクニックですべてのものを乗り越えようとしているのかもしれません。

よくよく見てみると数学の問題文の数字のところだけマルで囲ったり（多分その数字を根拠なく計算している）、国語も「傍線の3行前くらいに答えがあるって教わった」と言ったり、見ているほうがヒヤヒヤします。

 

府中個別学習会では、例えば数学であれば、きちんと図や表を書いて考えてもらいますし、国語も全体を見まわして、一問一問会話形式で答えに導きます。そういったことでしか、本当の学力は身についていかないと思います。

確かに、「テクニック漬け」にした方が見た目の成績はすぐに上がるし、ついてこれない子は「ほっとく」方が塾の売り上げになるし、塾にとっていいことはあるかもしれません。でもそれって、生徒たちの利益になっていますか。一度慎重に考えなければならないと思います。