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受験は「初めてのこと」だらけ2019.09.20
私は全国のお城を巡ることを趣味にしています。大体行きたい地方を決めて、食事の旨そうなところをピックアップして、宿泊する場所や、効率的にお城を巡る手法を考えます。
当然うまくいくときもあれば、時間が足らなかったり、逆に余ってしまったり。食事に関してはハズレはあまりなかったですが、宿泊場所は結構当たりハズレが大きいと感じる時もあります。
私はこういう計画を立てたり、「初めてのこと」をするが大好きなのですが、妻をはじめ、どうもこういったことが苦手であったり、メンドクサイと感じる人も多いと思います。「家が一番」と思ってしまうんですよね。確かにそうかもしれません。でも、旅をしなければ、岐阜城の険しさや、彦根城の城としての完成度や、名古屋城のがっかり感、そういったことを見れないのは、なんとなく損しているなと思います。
受験勉強もそうだと思います。
「とりあえず自分でやってみる」
「効率的な勉強方法を調べる」
「学校が塾に通う必要はないと言っているから、学校の自習室で頑張ってみる」
どれも具体的な一歩を踏み出せていないと思います。どれも本気になっていないですね。
本気を出すのはとても怖いです。自分の限界が見えてしまうから。目標と現在地の距離に愕然としてしまうかもしれません。
そこにちょっとでも「メンドクサイ」が入ってしまうと、いよいよ腰が重くなります。結果、出遅れてしまいます。
大切なのはできるだけ早く動き出し、「小さく、早めに失敗すること」です。車を運転していても早めに「右折する交差点間違えた」と気付けばタイムロスは少なくなります。でも気づくのが一時間後だったら、今日一日のスケジュールが台無しでしょう。
今はカーナビがあるので、気づくのは間違えた瞬間ですが、これが勉強で、独学で勉強している生徒だったら、間違えているのに気づかないかもしれないですが、もっときついのは「合っているかもしれないけど、ホントに合っているの?」の状態ではないでしょうか。要は自分がいま歩いている道が、本当に目的地に向かっているのか確信が持てなくなる時期が来るかもしれないのです。
誰も、今後ずっと右肩上がりで成績が伸び続けるとは思っていないでしょう。では、成績が伸び悩んだ時どうしますか?勉強の仕方変えますか?そんなに勉強の仕方の引き出しを持っているのですか?正しい情報と、間違った情報をキチンと仕訳できますか?
そこに独学の限界があります。確かに独学でやれてしまう生徒もいます。でも極めて少数ですし、修行僧のように自分に厳しくなくてはいけません。
であれば、遠慮なく個別学習会にきて、ペースメーカーとして使ってください。