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結果主義と経過主義②2019.09.13
今日は結果主義に関してです。
良く塾のチラシを見ていると、「国立高校〇〇人合格!」とか合格実績を誇らしげに載せています。また高校でもホームページや学校説明会の資料でも「△△大学〇〇人合格」と載せています。
これが結果主義です。
どうやって合格実績を伸ばしているのか、昨年の結果を踏まえてどのように今年は行動を変えていくのかなど、説明されることは少ないです。
自分自身の経験や、生徒たちから聞く話として、学校や学習塾が結果主義に陥ってしまうと、これは大変です。それは先生たちが生徒をセレクションをしてしまうからです。優秀な生徒、見込みのある生徒なら一所懸命勉強させて合格させようとしますし、逆の場合は生徒はお客さんにしてしまいます。ただ、授業料を納めてくれればいいや、ただ席について静かにしてくれればいいとなってしまいます。
ですので、結果主義の学校・学習塾・集団に入って成長できるのは、もともと優秀で適性があり、「競争」を楽しめて、先生や上司から目をかけてもらえるような人でしょう。
そうでない人や「競争に敗れた人」は、結果が出ない自分をダメだと思ってしまったり、早い段階で諦めが入ってしまい、多くの時間を無駄にしてしまいます。
決して結果主義を批判したいということではありません。私自身そういった環境に身を置いていましたし、一定の結果も出して評価を受けて、楽しかった時期もあります。でもそういった環境がしんどいと思う人もいますし、向き不向きもあります。
もしも、そういった結果主義的な集団に身を置くのなら、自分自身がその適性があるのかを見極めて、覚悟をもって進みましょう。