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宿題の効果について2019.08.16


公立中学校で宿題の全くない学校があると聞いて、皆さんはどう思うだろうか。しかもその中学には定期試験もないそうだ(代わりに単元テストがあるらしい)

その中学校の校長先生は「惰性でやっていないか」と疑問を持って「宿題の完全廃止」に踏み切ったそうです。

 

「まったくもってその通り」と私は思います。でも当たり前だけれど、すべての学校でうまくいくとは限りません。その中学校は「千代田区麹町中学校」伝統ある名門公立中学校です。

その特殊性はあるものの、「惰性でやっていないか」と疑問を持たれたのは素晴らしいと思います。

「宿題がないと保護者からクレームが来る」とか

「去年並みに宿題を出しておけば大丈夫だろう」みたいな

同調圧力や前年踏襲主義の感じがしてどうしても生徒のためになっているとは感じられません。

 

もっと生徒のほうを見て学校運営はできないのでしょうか。

「生徒一人一人に寄り添って教育していきます」と言いながら、学習プリントだらけだったり。(その学習プリントのレベルと生徒のレベルがあっていない)

「補習を充実させて、サポートしていきます」と言いながら、成績不振の生徒を集めて、名ばかりの質問タイムをやってみたり。(勉強嫌いの生徒を集めて、いい質問が来るとは思えない)

どうも、逆に生徒のためになっていないのではと思ってしまいます。

 

学校=集団授業 という構図の中で、レベル別にしたり、少人数制にしたり色々と工夫されていますが、はっきり言って、学校の授業が自分のレベルとあっていないと感じたら、必ずしも学校の授業を聞く必要性はないと思います。レベルが高すぎるときも、低すぎるときもです。

センター試験の廃止、大学の定員数の厳格化、高校大学の接続の問題。いろいろ不安要素は事欠きませんし、問題点も多数あるのですが、こういったことが解決されるにはあと10年以上かかるかもしれません。そこまで待っている時間はないので、積極的に自主的に動きましょう。面談の時にも毎回のように申し上げておりますが、「勉強面で学校に期待する事は一つもありません」

これが正直な気持ちです。

 

もしも本当に生徒に合わせた授業をお望みなら「府中個別学習会」で無料体験授業を受けてみてください。



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