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勉強の仕方を身に着けよう②2019.04.16
今年度は「勉強の仕方と国語を身に着けよう」をスローガンにしていきます。おそらく「勉強の仕方」と「国語力」が身につけば、志望校合格だけでなく、その先も大きな武器になると思っています。
今回は「国語力」についてです。
国語力の低下に危機感を抱く報道は多方面でなされています。現場の肌感覚でも危機的状況だなと思います。
原因は「読書量の低下だ。」とか、「SNS時代で○○」とか、言われていますが、私個人の力でそれらの原因を解決に導くことは不可能です。なので、せめてこの教室に通う生徒たちにはしっかりとした国語力を身につけてもらい、学習の基礎としてほしいです。
どの学習分野にもありますが、国語にも「インプット」と「アウトプット」があり、とても大切です。
「インプット」とは読解力や共感する力で、空気を読む力ともいえるかもしれません。
「アウトプット」とは、相手の言っていることを踏まえたうえで、自分の考えを述べることです。
この両方とも低下傾向にあると思いますが、特に「アウトプット」はひどいものです。作文や小論文、集団討論が入試に導入されはじめているのもその危機感の表れでしょう。
「アウトプット」はまだしも「インプット」すらできないとなると、ほかの教科にも悪影響が出てきてしまいます。いわば、文章が読めない状態なので、算数の文章題の意味が理解できない状態の生徒もいます。おそらく、文章が単なる記号の羅列にしか見えないので、文章を読んで、その風景や状態が理解できていません。ですので、食塩水や速さの問題が出てくると、壊滅してしまうでしょう。
こういった「国語力」を養成するためには集団授業では絶対無理です。まれに「国語力」が強い生徒がいますが、こういった生徒は、「正解のない会話」を密にやっている生徒が多いように感じます。
例えば映画を見終わった後に、「この後、主人公ってどうなったんだろうね」とか、週間ジャンプを読んで「来週どうなるのかな」と友達と会話したり。その場では「内容を理解」して、「自分の考えを述べる」ことになるので、国語力が養成されます。
つまりは、きちんと「会話をする」ことが大事になるので、集団授業で国語力を鍛えることはできません。
本物の「国語力」を身につけたい方は、府中の個別指導塾「府中個別学習会」まで。