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勉強法の基礎について ④2019.02.12
前回「できないところをできるようにする」の話をしましたが、
例が漢字練習だったので、少し補足をします。
これが数学の単元ならどうなるでしょうか。
「できないところをできるようにする」のにも3ステップがあると思っています。
①理解する
②暗記する
③演習する
です。
①理解するの部分は、普段であれば、予習や学校・塾の授業の段階になります。
チンプンカンプンの状態から「あ~そういうことね」の状態にします。
「ん~なんとなくわかった」の状態はだめです。理解したつもりの状態は最も危険です。理解していないのに危機感が消えるからです。
このなんとなくわかった状態になりやすいのが、映像授業や集団授業です。それは会話形式で授業を進められないし、ノートのチェックをしないからです。
きちんと「腹に落ちた」状態にしてください。質問があるのならバンバン聞いていきましょう。
②暗記するの部分は覚えなければならない部分は覚えるということです。
当たり前ですね。
公式・英単語・漢字・文法・用語等々理屈抜きに覚えていってください。
本当に覚えられたかどうかのチェックも忘れずに。
③演習するの部分は、問題をどんどん解いていくということです。
入試や定期テストのレベルに合わせて準備していきます。
ここで失敗してしまいがちなのが、決してオリジナリティを出してはいけません。
つまり、自己流で解くなということです。
きちんと例題をまねしてください。
最初のうちは例題を見ながらでもいいし、公式を写しながらでもいいし、解答をチラ見しながらでもいいです。
でも、最後には何も見ずに解けるようにしましょう。
頭の中に知識が蓄えられてもそれがいつ、どのような形で生かされるのかがわからなければ、正解を導くことはできません。
そこにも結構パターンというものが存在します。ですので最低限の場数、演習量は必要です。