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勉強法の基礎について ③2019.02.11


府中個別学習会では「勉強の三原則」というものを掲げています。

①できるところとできないところを分ける

②できないところをできるようにする

③本当にできるかチェックする

 

本当に当たり前のことですが、これを真剣にやる生徒は少ないし、やっている塾も少ない。

 

例えば、

学校の宿題で、漢字練習が出たとします。10回練習してきなさいと言われました。さらに先生は練習ノートをチェックしたうえで確認テストをすると言っていました。

おそらく生徒の多くは宿題の肝は10回練習することで、10回も練習すれば漢字は覚えられると感じるに違いません。それでただただ10回練習して、それでよしとするでしょう。

 

でも当塾の考え方は違います。

これでは「勉強の三原則」の①しかやっていないことになります。

10回練習するのは、本当は無駄だけれども(もともと書ける漢字もあるかもしれないから)、宿題だからしょうがなく練習して、ミニテストを自分でやってみてもらいます。

それで書けなかった漢字をさらに10回練習。(これが②の段階)

そしてさらにミニテストをやってみます。書けなかったものは練習。

これを全問正解するまでやります。(これで③の段階)

全問正解するまで繰り返してください、ハードルを下げてはだめです。

 

ここまでやれば、漢字テストは100点取れるし、もしも取れなかったとしても、書けなかった漢字が、練習の時最後まで書けなかった漢字なのか、それともできてはいたのだけれども本番の時に忘れてしまったのか、それともテストの形式が変わってしまったのか。その間違った内容でも次回のアプローチが変わります。問題分析までする生徒もいないし、塾もありません。

 

私は本気で生徒たちの成績向上を願っているし、成績が上がれば自信がつくし、多くのことがいい循環になると思っています。

勉強の仕方を身に着けて、今後の人生を輝かせましょう。



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