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キチンとやるということ2019.01.28


今年も受験シーズンに入り、受験生たちも最後の追い込みに入っています。

そんな中でも当然ですが、「キチンと努力したな」という生徒もいますし「もうちょっとできたんじゃないの?」という生徒もいます。

もちろん、宿題を全然やってこない生徒もいれば、塾から逃げ出してしまった生徒もいます。残念なことですが、私は生徒のことを遠隔操作できるわけではないので、教室に来てくれない限り勉強を見ることはできませんし、家でやってほしいことをやってこない限り、学習計画は遅れていきます。ただし、私が出す宿題は暗記物がメインであり、「問題の解き方がわからない」という類のものではありません。もちろん暗記の仕方は教えますし、必要であれば暗記の仕方を理解してくれるまで一緒にやります。

 

歴代の生徒を思い出してみても、キチンとできる生徒は、必ずわたくしが求めるレベルを理解し。忠実に行ってくれます。ハードルを下げずに、いつの間にか私のハードルの高さと、生徒のハードルの高さが一致しています。

今一歩の生徒はどうしてもハードルが下がってしまいます。眠かったから、見たいテレビがあったから等など、自分の欲求を優先してしまいがちです。

 

でも、これって、人生でもそうではありませんか。

「キチンと物事に取り組む」というのは結構頭使うことです。

「こうした方がみんな喜ぶよな」と利他的な考え方をするのは難しいですが、とても大切なことです。

他人が何をしてほしいのか常に考え、効率的な問題解決方法を選択し、計画通りに物事を進めていくことは、

出題者の意図を理解し、教わった中でどの手法を使うのかを選択し、計算ミスなどのケアレスミスなく問題を解いていく。またそのための準備も怠らない。ということです。

 

その集大成が入学試験なのだと思ってください。残念ながら入学試験には期日があります。その時までに準備しきらなくてはいけません。

 

その準備をやり切った生徒はアタフタしません。試験前日などは実に晴れやかな表情を見せたりします(多分自分もそうでした)。

「オレ以上にやり切ったヤツはいない。倍率が何倍だろうと、確実にオレはその中に入るから、後のヤツは気の毒だ」くらい、自分は思っていました。

 

もしも仮に「もっとやれたな~」という思いがあるのなら、受験結果はどうであれ、次のステージで努力していきましょう。

努力は習慣だと思います。この話はまた今度。



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