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行動力2024.05.10
人から勧められたものを、とりあえず試してみる行動力。鎌田が「この人すごいな」と思う人は、すべからくこの行動力が備わっていました。1週間前にした映画や本の話を覚えていてくれて、次に会ったタイミングで、「そうそう、この前の話なんだけどさ」ときちんと返してくれたりしてくれます。好奇心の塊、知識に対する貪欲さ。
この反対になかなか勉強に苦労する生徒は無気力な生徒が多いです。理解力に乏しいわけではないのに、宿題をしていないから知識が定着していなかったり、英文法は理解しているのに、英単語を暗記していないから点数に反映できていなかったりして、もったいないと思うことが多いです。
こういった生徒の多くは「どうせ」という言葉がついて回ります。
「どうせ努力しても無駄」
「どうせ私には記憶力がないから」
ネガティブに物事をとらえ、先回りして悪い結果を想定し、現状頑張らない理由にしてしまいます。自分の可能性を自ら否定する非常にもったいない行為です。
こういう生徒には特効薬はありませんが、小さなことでもいいから成功事例を共有していきたいです。小テストで、漢字テストで、英検で、小さな目標を設定する機会は意外とあります。そこで、暗記方法を再確認し、時間をしっかりとり、正しい評価を与える。決して点数、結果のみで評価するのではなく、教室で演習したところがきちんとできていたのか、数学で言えば公式をきちんと使えているのか、計算ミスはないか。
たとえ目標に届いていないにしても、「前日の演習でやった〇〇まではできていたけれど、△△でミスしたから、次からは××しよう」といったように、できていたことと、できていないことを明確にして、次につなげていけば、モチベーションも保てます。
かのイチロー氏も「根性という言葉は現代においては主張しづらい部分もあるが、根性という言葉でしか言い表せない部分もある」と言っています。精神論を唱えづらいご時世ではありますが、最後の最後、あと一歩の部分は精神論なのかもしれません。