府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

すべての受験生、そして保護者の方には、遅くとも8月末に実施する夏期講習の報告面談で申し上げることは、「いつから勉強を再開するのか」問題です。

まだまだ根強く学歴社会な日本でうまく立ち回るなら、一つでも有名な大学に合格したほうがいいというのは多くの賛同を得られると思いますし、そういった方々が学習塾を利用していると思います。

「勉強なんて関係ない。俺は野球でビッグマネーを手に入れるんだ」

というのであれば、別に反対はしませんし、そういった道もあることは承知しています。

 

さて、ここからは、まだまだ日本においては学歴が多少ものを言いますし、一つでも有名な大学を卒業しておいた方が、多少人生イージーモードになると考えている方に対して進めていきます。

そこまでわかっているのなら、勉強の再開はいつからにしますか？

確かに中学入試もひと段落し、先週末は私立高校、来週は都立高校というタイミングで言うべきことではないのかもしれません。でもあえて言います。そうしないと手遅れになります。

多くの新中学一年生、新高校一年生は「うかれモード」になります。受験という大変苦労の多い、本人もそして保護者も少しは休みたいという気持ちもよくわかります。そのまま入学式を迎え、部活も決め、初めての電車通学に苦労し、1学期の中間試験をやり過ごし、新しい友達もでき、少しずつクラスにも慣れ始め、1学期の期末試験の時には科目数の多さに戸惑いながらも、次の定期テストは気合を入れると約束したのに、夏休みはエンジョイしてしまい、2学期に突入していきます。

はい、多くはこのパターン。受験時にせっかく身についた学習習慣は完全に失くしてしまいました。学習習慣だけではありません。恐らく偏差値もダダ下がりでしょう。あれだけ高校受験の時に痛感した「もう少し早く始めていれば」という悔しさも喉元過ぎてしまいました。それでいて、2年生に上がるときには、「いつから大学受験勉強を始めればいいのですか」という質問をし始めるのです。

良いですか、本当のことを言います。君たちは中学入試組のことを知らないだろうし、もしも次に連絡を取り合うとしたら成人式の時だろうから、あらかじめ言っておきます。

大学入試の勉強はね、中学入試組は小学4年生の時から始めていると言っても過言ではないです。国語においては、はるかに高校入試レベルを超える問題を6年生の時には解いているし、算数と称しながら高校2年生の数学をガンガン解いています。はっきり言いましょう、今の君たちの力では中学入試の問題の半分も解けません。それが良いかどうかは分かりません。でもトップレベルにとって勉強は苦行ではなく、ゲーム感覚です。楽しんでいます。だから強いのです。

今一度確認しておきましょう。大学入試の勉強は、東大早慶を目指す連中はもう始めています。そこを滑った人間がいわゆるMARCHに来るのです。いつから始めるのかという危機感が出始めたのなら、今すぐ単語帳を覚え始めてください。学校で配られたもので構いません。覚えながら塾を選んでください。

 

過去にも申し上げましたが、当教室においては多くの中学3年生はそのまま高校1年生にスライドします。ごく一部そこで辞めてしまうのは私立推薦組です。大学受験が少しでも視野に入っているのであれば、この教室を辞める理由はどこにもないです。高校入試の合格発表の週から勉強を始めるとどうなるのでしょう。少なくとも早稲田チャレンジはできる学力になります。これは多くの生徒が証明してくれました。今年の中学3年生も塾を続けると明言しました。大変まじめなので、今後が楽しみです。