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優しさと甘さの違い2024.01.14
前回からの続きです。単なるパワハラと厳しい指導の狭間に悩むトレーナー。やはり、パワハラとして受け取られてしまうか、トレーニーを成長させるための指導ととらえられるかの違いはコミュニケーションだと思います。イチローのいうように、例え先輩後輩の関係でもお互いに指摘することは「信頼関係を築けていたらできる」。その信頼関係が築けるかどうかは、普段の振舞だったり、言葉遣いだったり、様々な要素はあると思います。そういった小さいことだけれども大切なことを実行していくことが大事なんだと思います。
また、指導される側の問題もあります。人格否定まで容認する必要はありませんが、上司が明らかに遠慮している場面もあろうかと思います。そういったときに「自分には厳しく指導してください。もっと成長したいですし、戦力になりたいんです」と言えるかどうかもあります。一般的に部下と上司なら上司の方が能力は高いでしょうし、知識も経験も豊富です。であれば、なるべく上司からそういったものを盗み、自分のものにした方がいいです。
中には「自分は仕事はそこそこにして、プライベートを充実させたい。出世にも興味はない」という人もいるでしょうし、否定はしませんが、恐らく静かに戦力外になるか、会社がなくなるかのどちらかでしょう。もはや、働かない人を雇っておく余力は多くの企業にありませんし、仮に多くの働かない人を雇っている企業はつぶれるしかありません。ここがイチローのいう「いずれ苦しむ日が来るから。大人になって、社会に出てからも必ず来る」という部分でしょう。
明らかに苦しむ日が来ることをわかっているのに、そのことを告げず、放置するのは責任逃れでしかありません。
鎌田にそれはできない。
だから分かってくれるまで、言い続けるしかないと思っています。そのために企業に属さない教室を開いたのですから。