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学歴について考える2023.10.22
毎年のようにこの時期になると、受験生たちは病み始めてしまいます。
一生懸命勉強しているのに、成績が思うように伸びてこない。
このままでは第一志望に届かないのでは
このペースの勉強で本当にいいのか
こういった悩みは十人十色で、バッサリとたたき切るわけにもいかず、また将来の夢やこれまでの学習環境にも配慮しつつ答えていきますが、根幹にあるのは学歴であることには間違いないと思います。
近年の「学歴フィルター」問題などもあり、学歴について改めて考えることもありましたが、日本以上に学歴社会の国・地域があることや、就職活動時「学歴」以外の何でふるいにかけるの、といった疑問を考えると、ないよりはあった方がいいもの、絶対的な判断はできないがある一定の能力の証明、自分の将来の選択肢を広げてくれるもの、くらいは言ってもいいと思います。
受験生たちは今、ひょっとしたら一番苦しい時期で、ここを乗り越えて一つステージを上げるか、打ち負かされるか、自分の力を信じ切れず逃げ出してしまうかかもしれませんが、今の自分の努力でどんな報酬がもらえるのか、疑ってしまう気持ちもわかります。学歴だけがすべてではない、確かにその通りですが、自分の中学高校時代にあこがれた大学を出た人なら説得力はありますが、そうでないなら負け犬の遠吠えです。
「自分の選択肢を広げるための学歴」と書きましたが、自分の人生の選択をした後は、引き続き自分の能力を上げていかなくてはなりません。何らかの組織に一度入ったら、自分の能力とさほど変わらない人たちが周りにいます。観察し、自分に求められているものは何かを考え、期待に応えなくてはいけません。そこには国語力、言語化能力が不可欠です。しっかりと国語力を鍛え、将来の糧にしてください。