府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

どの業界でもそうかもしれませんが、自分の今まで育ってきた環境のせいもあってか、「まさか、そんなことをするまい」と考えていても、想定外のことを平気な顔をしてくる生徒がいます。恐らく集団塾では気づけなかったでしょうし、「彼は記憶力が少し弱いのかもしれない」とか「努力が足りないな」とか、全く見当違いな判断を下していたと思います。

それが「目標を70点に設定すると70％の勉強しかしない」考えの生徒がいたのです。ひょっとしたら別の生徒もそんな考えを持っているかもしれません。

その生徒は「来週までに漢字、通し番号の1～100まで覚えてきてね。70％以下の正解率だったら居残りだよ」というと番号の1～70の練習で済ませ、70％の正解率を目指します。もちろん、1～70までの練習も甘いので、正解率は50％を切ります。

多くの大人がそう思うであろうように、また、鎌田の育ってきた環境も、あくまで満点を狙いつつ、何かの手違いで正解率が70％になってしまうことはあっても、よく言う、ヤマを張るとか、70点でいいやと思って練習を怠ったことはありません。

きっとみんなもそうだろうとか、一生懸命練習してくれるだろうとか、そんな考えはきっと甘く、90点取れる生徒はその生徒なりの、40点でとどまってしまう生徒にはその生徒なりの理由・原因があって、改善するべきは改善しないと目標の達成は難しくなります。

そのためにはまず観察です。今回の生徒は単語の練習ノートをしつこくチェックしたために気付けました。その生徒も素直にノートを提出してくれましたので感謝です。ひょっとしたら鎌田に隠しごとをしようとしても無駄だと思っているかもしれません。

生徒に「勉強の仕方」を本気でマスターしてほしいと思ったら、ここまでやらなくてはいけないのでしょう。まだまだ鎌田にとって未知の考え方は存在していると思います。

成績は伸びないとお悩みなら、その原因を見抜ける方の考え方に接してみるのもいいかもしれません。