府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

今回の話は偏差値を50から60に上げたい人向けです。それ以外の方も興味があれば見ていってください。知らなかったこともあるかもしれません。

今日は「1対1で覚えてはいけない」という話です。

とある中学2年生の指導をしているとき、「MOVE」という単語に出会い、その意味は「引っ越し」となっていました。もちろん第一の意味は「動く（動）・動き（名）」で引っ越しは赤文字でもなければ太文字でもありません。

ここで学校の先生などが引っ越しの訳が極めて稀なこと、本来は動くという意味であること、そこに紐づけて感動するという意味もあり、できれば　MOVE　ON　やMOVE　OFF　まで単語帳に書いておくように指示が欲しいところです。

しかし、生徒の側がしっかりと先生の指示を聞いていなかったり、先生のスキルが未熟だったりすると、生徒がMOVEを「引っ越す」の意味しか覚えなくなります。これが続くとどうなるのか、長文が読めなくなります。改めてターゲット1800（市販の単語帳）をやらなくてはいけなくなります。これでは二度手間になります。

 

確かに最初はめんどくさく感じるかもしれませんが、単語帳を作ってください。別にカードでもいいですし、チラシの裏紙でも構いません。そんな長く保存するものでもないです。自分が覚えたタイミングで、もしくは定期テストが終わったら廃棄していいものです。そして、その単語帳にスペル、意味（教科書だけでなく、辞書に書いてある赤文字、太字を写す。できれば熟語も2～3書いておくとなおよい）も書いておきましょう。そしてその単語帳をポケットに忍ばせ、スキマ時間に覚えましょう。トイレや通学時間、私はジップロックに入れてお風呂場で覚えてました。

 

今回は単語帳の中身やスキマ時間の使い方まで及びました。勉強の仕方を知りたい方は府中個別学習会までご連絡ください。