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不正解の選択肢も考えることの大切さ2023.05.22
例えば次のような穴埋め問題があったとして、
He had to turn ( ) the request.
選択肢が
①over ②in ③up ④down
であったとします。
多くの生徒が「彼は要求を( )しなければいけなかった。」という日本語訳から正解が④であると考え、正解し次に進みます。
ここでもう一歩効率の良い勉強にするには、他の①~③の選択肢の意味を分かっているかと確認することです。turn over の熟語の意味を知っているかということです。正解だったからすぐ次に行くでは、あまりに能天気すぎます。なぜなら次はturn over が問題になっているかもしれません。
問題作成者にとって、この選択肢はひっかけようとしたり、知識を問うものだったりしますが、であればこそ、ノウハウが詰まったものになっています。
こういった「問題作成の意図」を考えられるようになると、普段の生活でも「質問の意図」「作成者の意図」を考えられるようになり、つまらない失敗をしなくなります。
単純に「マルだった」「バツだった」で勉強を進めていても成長には限りがあります。「この問題の意味は?」「問題作成者はココでひっかけようとしている」なんてことが予測しながら進めたほうが、勉強は楽しくなると思います。