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都立高校でスピーキングテストが行われます。2022.06.13


スピーキングテストが令和5年度入試より実施される予定です。

でも「さぁ、大変だ」とはならないように、注意深く読み進めてください。

まず、このテストは20点満点です。でもその20点は学力検査(500点満点のテストを700点に換算)と調査書(通信簿の合計点で65点満点を300点に換算)の換算後の合計点に20点が足され1020点満点で合否を決めます。加えてスピーキングテストが純粋な採点ではなく、0点・4点・8点・12点・16点・20点の6段階で分けられます。

難易度に関しては、英検3級を持っていれば8点以上は取れ、準2級を持っていれば20点満点取れるようです。

このスピーキングテスト、20点満点ですが、これを当日の筆記試験に換算すると14点分ほどです。また、スピーキングテスト0点の生徒と20点の生徒が同じ高校を受けるとも考えづらく、最大でも8点差ぐらいではないかと考えます。この8点差は筆記試験の6点分にあたります。

 

「その6点差も実際にはでかいよ」という意見もあるとは思いますが、鎌田個人の感想は「そのスピーキングテスト意味ある!?」です。

その理由のひとつ目は、きわめて差がつきづらいテストであるということです。英検3級を持っていれば8点から16点の間に入れるようですし、基本的にどの生徒も英検準2級は狙っていくべきだと考えますので、当塾生のほとんどは16点から20点は取ってくると思います。

理由の二つ目は、商売性の高い学習塾はこれを悪用していく可能性があるということです。「高校入試で20点分」の様なコピーで誤解を招くようにし、「スピーキングテスト対策授業」を実施していくと思われます。

もちろん当塾でも「英検対策授業」を行っています。土曜日や生徒数のあまり多くない授業帯を狙って、実際に英語で1対1でやり取りし、二次対策を行っています。

やるならこのくらい効果の上がることをやってほしいですし、中途半端にやるのなら時間の無駄で、それであれば歴史を暗記したほうがましです。

恐らく現状、英検対策すなわちリスニングテスト対策になるようですし、特に都立高校入試のリスニング対策に特化した授業は不必要と考えます。要望があれば授業を通じて行うことはできますが、16点、少なくても12点取れれば十分と考えます。

 

効果的な授業をお求めなら、府中個別学習会にご連絡ください。

 



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