府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

「勝ち組の努力は努力でも何でもない。単に生育環境が良かっただけ」こんな残念な言葉がネット上に飛び交い、なんとなくなハングリー精神の欠如も相まって、努力する奴はカッコ悪い、何アツくなってんの的な空気が醸成され、ますます努力する組と努力できな組の格差が大きくなっているように思います。

確かに、環境がそろっていなければスタートラインに立つことすらできない世界はあります。例えばF1の世界。この世界はどんなに遅くても6歳の時にはカートに乗らないと手遅れとされています。でも、現在この世界のトップレーサーたちが努力していないかと言えば、そんなことはないです。才能あふれる各カテゴリーのトップレーサーたちが集まり、しのぎを削り、来年一つ空くかどうかのシートを争っています。

振り返って塾業界であれば、両親ともに高学歴のご子息が、SAPIXやその他大手の小学三年生から集団塾に通い、仮に第一志望に合格したとしても、少しでも手を抜いたり、油断したりすれば、深海魚と揶揄されるような成績に陥り、こころがポッキリ折れることも珍しくありません。

そういった人たちを捕まえて「環境も才能も恵まれているのに、努力が足りないね」なんて言葉をかける人はいないでしょう。

努力することは痛みを伴います。努力をし続けることはそれ自体が才能と呼べるかもしれません。なぜなら努力をし始めた瞬間に結果が出るものはあまりないからです。強いて挙げるなら掃除とかくらいですか。

ウオーキングを始めた瞬間では体重は減りません。食事制限をしても結果が出るまでにはタイムラグはあります。正しいやり方をしなければ逆に体を壊すこともあるでしょう。

勉強も同様で、正しいやり方でやり続けなければなりません。そこには環境も才能も必要ありません。東大にトップ合格する、とかハーバードに合格するとかは話が違いますが、一般的な大学受験における成功を手にしたいなら、環境も才能もいりません。「努力し続ける体力・精神力」があれば問題ないと思います。どこかで「やればできる」という気持ちは必要だとは思います。

ただし、そこには「正しいやり方」を教えてくれるコーチは必要です。どうしても偏差値に合わせた指導法は必要です。偏差値40に教える方法と偏差値60への指導は変わってきます。

一人一人に合わせた指導を体験したければ、府中個別学習塾へお電話ください。