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宿題をやってこないことについて ②2022.04.20
宿題の実行率はとても大切です。正直塾内だけでの学習では限界はあります。2時間しか授業時間がないからです。残りの時間は家庭学習に期待するしかなく、ある程度家庭学習をコントロールし、学習習慣を身につけなければ、合格は遠のいてしまいます。
「宿題をやらない」理由としては
①宿題があることを忘れていた
②宿題をやる時間がない
③宿題をやる気がない
④宿題をやる能力がない
の4点が考えられます。他にもあるかもしれませんが、大きくはこの4つになると思います。
詳しく見ていきましょう。
②宿題をやる時間がない
は例えば部活を一生懸命やっていたり、友達と遊ぶことを優先してうなどスケジューリング下手、自律できていない場合が多いです。
宿題をやる時間がないことを部活のせいにしてほしくないですね。両立しているヤツはいますから。例えば私と中学・高校同期のヤツは学年一位でインターハイ優勝しています。バケモノみたいなヤツもいますが、絶対にできないわけではないです。得てして一流の選手ほど頭いい印象があります。「部活があるから勉強時間が少なくなる。つまり成績は下がるんだ。」それではその部活に失礼ではありませんか。その部員の前でそんなこと言えますか。
相当のスポーツ強豪校の部員でない限り、一日の活動時間は2~3時間だと思います。一日の残り時間は結構ありますよね。必ずしも机に向かうことだけが勉強なのではなく、電車に乗っている時間、トイレの時間、お風呂の時間だって、隙間な時間なわけで、その時間をギリギリまで使い倒すのも受験勉強です。ルーズリーフに単語帳作ったり、重要単語集を作ったり、暗唱したりすれば無駄な時間は減っていきます。
友達と遊ぶのを優先するなとは言いません。かく言う私もゲームは大好きです。でも大切なのは優先順位を間違わないことです。24時間365日勉強し続けろ、とは言いません。私も以前そういうことを言う社長の下で働いていました。そのつらさは他の大人よりも分かっているつもりです。人生にはメリハリが大事です。一生懸命勉強した後は一生懸命遊ぶのです。ただし、時間を決めて。
例えば、私がゲームに夢中になりすぎて教室を開ける時間に遅刻したら、それは信用問題です。そんなことはあり得ません。宿題も教室を開ける時間も約束です。約束を守れないなら、守れないと言ってほしいです。これは宿題をやってこなかった全員に言っています。例えば修学旅行なので、宿題をやる時間がないなら、特別に宿題を無しにしたりします。昔、世代別の日本代表が生徒にいたときは、「海外遠征だから宿題ができない」と言われたこともあります。物理的に宿題をやる時間がないなら、それもやむ無しでしょう。宿題をやる時間がどうしても取れないならあらかじめ言ってください。「やっぱりできませんでした」はダメです。