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なぜ、「ひとつでも上」を目指すべきなのか2022.03.17


3月4月と言えば、誰しも少しは受験というものを意識し始める時期だと思います。誰しも勉強のしはじめはなかなかうまくいかず、「なんでこんなことをやらなければいけないんだ」とか「別に頑張んなくても、入れる所に行けばいいんじゃね」と一瞬考えてしまいます。でも、もちろんそんな考え方はダメです。

先日生徒に聞いたら、「日本は学歴社会だから、少しでもいい大学に行って、少しでもいい企業に入りたいです」と返答されて、うん。昔から言われ続けている論法で、真実の一面であるけれど、それで納得できているかな。と感じました。

少しでもいい大学に行けば、少しでもいい企業に入れるとは限らないことは、私が実感したことです。平成不況の真っただ中での就職活動は、例え早稲田大学であっても仕事がない状態でした。私は口八丁手八丁で内定は頂きましたが、少しでも口下手な人は、本当に苦労していました。

「ひとつでも上」に進学しなくてはいけない理由の一つは、友達です。「ひとつでも上」の学校には「ワンランク上」の友達がいます。「あなたの友人5人の平均値があなたである」という言葉もありますが、そこには「ワンランク上の環境」があります。そこに身を置くことはあなた自身のレベルアップにつながります。

もう一つの理由が、先生や教授が違うということです。やはり早稲田であれば、各分野一流の教授がそろっていますし、その教授たちの一般教養の授業は正直面白くないですが、ゼミや研究室に入ると衝撃的に面白いです。ですので一流のゼミは競争率も高いので、結果的に興味をそそられない一般教養の授業も一生懸命勉強していい成績を取らなくてはいけないのです。

「ひとつでも上」の学校に進学するということは、ひとつでもいい環境に身を置くことと同義です。その中には就職や生涯賃金も入ってくるかもしれません。いずれにしても自分の実力を高め、より発揮しやすくなることは間違いないので、ぜひとも一つでも上を目指してください。



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