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春期講習は意外と大切な講習です。確かに冬期講習や夏期講習の様にピリついた空気はないし、なんとなく受験は遠い未来のように見えてしまいます。よっていまいち軽視されがちです。ですが、だからこそ春期講習は真面目にやってほしい。正直冬期講習では、そこまで成績の向上は望めません。なぜなら、みんな鬼気迫る思いで勉強に臨んでいるからです。みんなが軽視してしまいがちな春期講習こそ成績を格段に伸ばすチャンスなのです。

中学一年生と二年生はやるべきことは違いますが、今回は一緒に解説します。

まずは二年生から。どうやらコロナ禍であっても部活は多くの学校で行うようです。怪我には気を付けつつ、部活にはしっかり参加しましょう。ただし、高校受験はまだまだ先と油断し、勉強時間がゼロになってしまうのは考えモノです。中学一年生の時の反省を生かし、例えば数学であれば、図形や比例反比例と言った高校入試頻出単元の復習をしたり、できれば予習や英検三級もしくは準二級を取る準備をしておきたいです。

確かに都立高校においては内申を見られるのは中学三年生の成績で、中学三年生から勉強頑張ると思っている生徒も多いですが、学校の先生も人間なので、「コツコツ頑張っている生徒」を応援したくなるのは人情です。ですので中学三年生から頑張るではなく、なるべく早い段階から頑張るに切り替えてください。

新中学一年生にとって、この春休みはチャンスです。4月から新しい学校、新しい先生、新しい友達の中で勉強していく事になります。ですので、なんといっても最初のテストが大事です。府中市は多くの中学は一学期の期末試験が最初のテストになりますが、一部中間試験のあるところもあります。その試験で、ガッツリと高得点を取る準備をしましょう。最初の印象は大事です。勉強ができる生徒の印象を周りに植え付けたほうが今後、何かといい方向に行くと思います。