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春期講習は意外と大切な講習です。確かに冬期講習や夏期講習の様にピリついた空気はないし、なんとなく受験は遠い未来のように見えてしまいます。よっていまいち軽視されがちです。ですが、だからこそ春期講習は真面目にやってほしい。正直冬期講習では、そこまで成績の向上は望めません。なぜなら、みんな鬼気迫る思いで勉強に臨んでいるからです。みんなが軽視してしまいがちな春期講習こそ成績を格段に伸ばすチャンスなのです。

 

そして新中学三年生。逆算して考えましょう。9か月後の冬期講習は、過去問対策に忙殺されます。合間合間に間違えた問題の演習はしますが、基本的には過去問をずっとやります。ですので、冬期講習は実力を伸ばすというよりは、苦手分野の穴を埋めるイメージです。

二学期は内申対策です。中間試験と期末試験の準備もしますし、意外と二学期は学校行事も多いです。なので、この期間は学校の授業に並行し勉強していくので、復習をやりたいところですが、物理的に厳しいです。

夏休みはずっと総復習します。

一学期は二学期同様内申対策です。学校に並行して授業をし期末試験の点数を底上げします。よって復習はできません。

とすると春休みは夏休みにしかできない総復習を前倒しでやっていきたいのです。正直夏休みの6週間で総復習できるかと言うと、なかなか厳しいものがあります。ですので、春休みの間にできれば中学一年生の復習や、文章題と言った多くの生徒が苦手とする単元を出来る限り進めたいと思います。

もちろん、高校入試で漢検準二級や、英検準二級で優遇してくれるところもあるので、早い段階で準備して合格を目指すのもいいかもしれません。

いずれにしても、「まだ三年生ではないので」と漫然と過ごすにはあまりにももったいないです。計画的に有効的に春休みを過ごしましょう。