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私が九九を覚えられなかった理由①2022.02.02


正直に話をします。私は小学5年生の夏休みまで、九九ができませんでした。正確に言うとシステムは理解していましたが、「7の段なら7ずつ足していけばいいんでしょ」とノートの隅に7.14.21…と書いていました。それで小学校の授業は間に合っていたのですが、さすがに中学受験の体積の計算などは間に合わなくなったので、暗記せざるを得なくなりました。

 

このことを踏まえつつ、先日九九ができないタレントがイジられていて、ちょっと気分が悪くなったのですが、「9×7=63、9×8=72、9×9=36」とそのタレントさんはおっしゃっていました。

う~ん、これって単なるおバカタレントと片づけていいんでしょうか。

なぜ、そんなことを思うかと言うと、一応、私も九九を覚えていない側なので真面目に考えてしまうのですが、多くの文系のみなさんは算数や数学を「暗記」で片づけてしまう傾向があって、それは常々問題だなと考えています。

九九の例でいえば、私は「7ずつ足していけばいいじゃん」と思っていたので、少なくとも9×9は73以上であることは予測できます。でも、そのタレントさんの9×9=36って、絶対9×4と混ざっていますよね。結局暗記で乗り切ろうとするから、記憶が混ざったり、数字が減っても疑問がわかなくなってしまうんです。これがいわゆる文系数学の落とし穴です。

これは中学受験でも言えて、例えば「植木算」の時に最後に+1なのか、-1なのかで迷った時に、記憶に頼ってしまう。そんなの簡単な図でも書けば迷うことはないのに、結局めんどくさいから図も書きもせず不正解になってしまいます。

結局これは「先生」と言われる人たちに文系の方が多かったり、塾の先生達も「秀才」の人たちが多いので、そのあたりに原因がありそうですが、これはまた次回に。

 

きちんと理解しているのかしつこいぐらいに確認する塾をお探しなら、府中個別学習会までご連絡ください。



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