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不正を見つけたら2021.10.30
数年に一度不正をする生徒がいます。特に当教室の場合、ノートの隅々までチェックするので、不正をしようとするだけ無駄だと生徒が感じてくれていると思うのですが、それでも数年に一度は出てしまいます。
答えの丸写しです。
そもそも答えを写してしまいそうな幼い生徒には、答えは渡さないのですが、模試の直しの時にはそうもいきません。模試の直しをしてきてね。と宿題を出したら、途中式を含め、マルマル答えを写してきてしまいました。
辛いですね、これは。
鎌田のことを侮っているのかもしれません。どうせ答えを丸写ししてもバレないだろうと。バレると思ったら答えの丸写しなんてしないと思うので。
ここで怒っても仕方ないので、鎌田がショックを受けていること、答えを丸写ししても実力は1ミリも上がらないこと、高校生になって不正をする奴だとバレたら友達を失いかねないこと、大学生になったら軽蔑されること、社会人になったら犯罪になりかねないこと、などなど話して理解してくれたと思います。
多くの塾さんはこのくらいのことは放っておくかもしれませんが、鎌田は受験勉強を通じて成長してほしいと思います。自分の弱さを認めつつも、その弱さに負けないようにする。小さな失敗をなるべく早くすること。そして改善しつつ、自分がミスをする傾向をつかむこと。この繰り返しで、大きく成長してほしいと思います。