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「このようなノートなら早急に改善を」シリーズでやってみてます。

 

毎回申し上げておりますが、正しいノートと言うのはないですが、間違ったノートは存在します。けれども学校では「正しいノートのポイント」は教えません。むしろ「間違ったノート」を推奨している節さえあります。ですので、間違ったノートは何がまずいのか、こういったノートはココを改善すればもっと良くなりますよ。みたいなことを整理したいと思います。

 

⑥　字が読めない

これは男子に多いですね。私も字はキレイな方ではないのですが、他人が読み間違えてしまう、ましてや自分が後で読んで間違えてしまうようでは、「再現性」の面でも問題ありです。

字をキレイに書こうとしていないのか、そういう意識すらもないのかもわかりませんが、「字は人に伝わって初めて字になる」ので、キレイでなくともいいので丁寧な字をお願いしたいです。定期テストの時でも雑な字でバツをもらうのはもったいないですし、入試の時でも採点するのはその学校の先生です。その先生が「読めない」と判断して採点を止めてしまう可能性もあります。

私個人としては、字の汚い生徒は「おっ、頭の回転に手がついていかないのかな」と好意的に受け取ってしまうのですが、これは少数派でしょう。

とにかく、字は丁寧に書くこと。これも意識レベルの問題です。

字がきれいになればケアレスミスが減ることも多いです。字が雑になっているときは気持ちも焦っている場合が多いので、ケアレスミスが多くなる傾向があります。筆算にしても、縦軸と横軸を意識させることで、位取りで間違えなくなります。

そういったメリットを教えつつ、意識させれば自然と字の問題は解決していくと思います。