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このようなノートなら早急に改善を①2021.08.05
今回から「このようなノートなら早急に改善を」シリーズでやってみます。
前回も申し上げましたが、正しいノートと言うのはないですが、間違ったノートは存在します。けれども学校では「正しいノートのポイント」は教えません。むしろ「間違ったノート」を推奨している節さえあります。ですので、間違ったノートは何がまずいのか、こういったノートはココを改善すればもっと良くなりますよ。みたいなことを整理したいと思います。
①きれいすぎるノート
この問題は「まじめすぎる女子」に多いです。というかほとんどがそうです。
先ほど申し上げた、学校推奨のノートはコレです。ノートを学校に提出するとかいう謎の制度があります。それが内申点に大きく関与してしまうのですが、これでは「自分が勉強するため」のノートではなく「学校の先生に評価してもらえる」ノートが優先されてしまいます。ですので、カラフルな、挿絵がたくさん入ったようなノートが高評価を受け、黒と赤だけの自分が勉強する用のノートが低評価を受けてしまいます。
しかし、本当に「きれいすぎるノート」を作るために時間を費やすことが勉強と言えるのでしょうか。ノートを作ってからの勉強の方が大切なのではないでしょうか。極端な話、「ノートを作ること」は勉強することではありません。勉強を効果的に行うためのツール作りにすぎません。ですのでもしも、きれいすぎるノートを作って満足しているのなら、本末転倒です。
改善点としては「時間は有限である」ということを教え、勉強時間のバランスを考え、暗記する時間、問題演習する時間をキッチリ取ることを教えてほしいです。
この件に関しては現状の学校に問題があるので難しいですが、「そんなカラフルなノートを作るのなら、英単語の一つでも覚えたほうが良いよ」ということを自覚してもらうことが大事です。しかし一度でも学校においてノートで高評価をもらってしまうと、なかなか改善は難しいかもしれません。「東大生のノート」で検索すればいろいろでてくるので、「もう一歩上のノートを作ろう」と誘って、改善点をいろいろ話し合うのも手です。
前回も申し上げましたが、ノートにおいて最大のポイントは「再現性」です。ですので、筆算や間違えてしまった解き方を消すのは絶対にダメです。そこにこそ自分の弱点や改善点が存在するので、それを消してしまうのは言語道断です。
正しいノート作りを通じて、正しい勉強法を身につけたい方は、一度お電話くださいませ。