府中の塾　府中個別学習塾　国語と勉強の仕方を大切にする塾

当塾においては国語の指導は鎌田が行っているのですが、最近は特に「聞かれたことに答えられない」生徒が多いと感じます。まぁ、国のトップもそうなのですが、かといってこと受験においては致命傷になりかねないので、何とか改善していかないといけません。

例えば「A君はどんな人ですか」という質問に対しては「〇〇な人」と答えなくてはいけません。もちろんこれは序の口で、「筆者の言いたいことは何か」みたいな設問は、本文に沿って読解しなくてはいけませんが、本文に書いてあることを読み取れないならまだしも、本文に書かれていないことを読み取ってしまう生徒もいます。

恐ろしいことにいつまでもその状態でいると、当然社会や理科の科目でも悪影響は出てきてしまうでしょうし、英語の長文でも躓くでしょう。普段の生活のことを考えても、早急な改善が必要です。

これは学校の国語の授業が国語力の養成の足しになっていないからで、例えば、国語のテストにしても、Aの選択肢が正解の理由は教えても、Bの選択肢が不正解である理由は解説してくれません。これでは間違ってBを選んだ生徒は納得しません。

焦らず、ていねいに文章を読んでいく事が大切だと思っていますが、なかなか学校や他の塾でこうした指導はできていないようです。ましてや進学塾ではテクニック優先の指導が行われているようで、本質的な国語力の養成には至っていないようです。これではたとえ高校入試は突破できても、大学入試で大きな壁ができてしまうでしょう。

国語力はなかなか上がりづらいですが、下がりづらいものでもあります。早い段階から国語力を上げて、効率的な勉強を出来るようにしましょう。